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2階リビングを採用した理由
わが家は、さまざまなメリットデメリットを踏まえた上で、かなり早い段階で2階リビングにすることを決断しました。
みずー
2階リビングを選択した理由を説明していきます。
- できるだけ広くしたかった
- 開放的で気持ち良い空間にしたかった
- 2階リビングを提案された
- 耐震性能の確保
リビングをできるだけ広くしたい
転勤族でマンション、アパート、一軒家など様々な物件を経験してきました。
いろんな間取りの部屋に住んできましたが、一貫して共通していたのが、生活の中心はリビングということでした。
家族5人それぞれが余裕をもってくつろげ、思い思いの活動もある程度できるような空間を確保したかったのです。
リビングを開放的で気持ち良い空間にしたい
そしてリビングは広いだけでなく、自然光がふんだんに入る明るく開放的な癒される空間にしたい。という希望もありました。
みずー
家族が自然と集まる居心地の良いリビングが理想。
2階リビングを提案された
打ち合わせでは、まず初めに要望書をイメージ写真付きで提出しました。
わが家は、リビング中心の家を考えていました。
- できるだけリビングは広くしたい
- 明るく開放的でゆったりした空間にしたい
どのような要望書を提出したか、こちらの記事でくわしく書いてます。
要望書を提出した結果、わが家の希望するリビングは「2階リビングを採用すれば理想に近いものが実現できます。」と提案されました。
みずー
当初、2階リビングは全く考えていなかったので正直びっくりしましたが、理由を聞いて納得したのであまり迷うことなく決めました。
2階リビングは耐震性能を確保しやすい
わが家が契約した建築設計事務所は、『耐震等級3』と『長期優良住宅』の家が標準仕様でした。
ただ、1階に広い空間をとると耐震等級3の確保がかなり難しくなります。
基礎に近い1階部分に広い空間を持ってくると思うように柱や壁を作れないからです。
みずー
特にわが家は3階建てなので、ますます1階リビングは避けた方が良いという判断になりました。
2階リビングの家で実感するメリットデメリット
実際に2階リビングの家に住み始めて約3年ですが、全体的な感想としては大満足です。
みずー
気にしてたデメリットよりもメリットの方が大きすぎる!
2階リビングのメリット・デメリットを次にまとめました。
- 階段の上り下りがだるい
- 大きな家具家電の搬入が不安
- 玄関ドアの鍵の開け閉めが面倒
- 広々空間に大満足
- 外からの視線が気にならない
- 明るい
- 耐震性能を確保しやすい
- ベランダをフルに活用できる
それぞれ日々の感想をまじえながら説明していきます。
階段の上り下りはだるいこともあるが許容範囲
2階リビングの一番の不安は、階段の上り下りでした。
たしかに、買い物帰りなど重い荷物を持っている時や疲れている時には少しつらい時もあります。
ただ、階段の上り下りに関しては「思ったほどつらくない」というのが正直な感想です。
理由のひとつとして、階段をできるだけ緩やかに、踏み板を広くとってもらったのが大きいです。
みずー
初めて階段を上り下りした時は、安定感と安心感に感動しました。
また、階段の上り下りは日々の運動とポジティブに考えるようにしています。
みずー
デヴィ夫人の家は4階建てで、「毎日上り下りすることで体が鍛えられるから良い。」とおっしゃっているのをテレビで見ました。
大きな家具家電の搬入が不安
2階リビングへ家具家電を搬入するには階段を通る必要があり、大きいと通らないこともあります。
みずー
冷蔵庫と食器棚は階段から入れられましたが、ソファが入りませんでした。
入らない場合は、吊り上げで窓からの搬入になります。
吊り上げ搬入費用がかかりますし、搬入可能な窓や作業場所の確保も考えておく必要があります。
みずー
搬入経路が確保できていないと、希望の家具家電を買えなくなってしまうので要注意です!
玄関ドアの鍵の開け閉めが面倒
2階リビングだと、鍵を持たない子どもの帰宅時にいちいち玄関のある1階まで降りるのが面倒です。
それに、鍵がちゃんと施錠されているかどうか気軽に確認できないのもデメリットです。
みずー
玄関が遠い。というのは結構不便です。
遠隔操作システムで玄関が遠いデメリットを解消
2階リビングのデメリットである【玄関が遠い】問題ですが、解消できる方法があります。
それが、『玄関ドアキーの室内から施解錠システム』です。
このシステムのおかげで、面倒な玄関ドアの鍵の開け閉めを2階リビングにいながらワンタッチで行えます。
みずー
このシステムについては、別記事で詳しく説明しています。
▶【後悔なし】玄関ドアの室内から施解錠システムは超おすすめ【2階リビングなら必須】
それでは、ここからは2階リビングで実感したメリットについて説明していきます。
広々空間に大満足
2階にリビングを作ったおかげで、必要最低限の柱で広い空間を確保できました。
2階部分はキッチン、トイレ以外はほぼ丸々リビングです。
家族5人でもそれぞれの居場所を確保できて、子どもたちがおもちゃを広げたり多少走り回っても狭く感じない広いリビングになりました。
みずー
楽しそうに遊ぶ子どもたちを見ると、家を建てて良かったなぁ。と心から思います。
耐震性能を確保しやすい
上記の広々空間に通じるんですが、2階にリビングを作ったおかげで、1階部分にいろんな部屋を集中させることができました。
- 書斎
- クローゼット
- 寝室
- ドライルーム
- トイレ
- 脱衣所
- 洗面所
- お風呂
必然的に柱や壁が多くなりますし、1階なのでより耐震性能も上がります。
みずー
2階のリビングと同じ広さのものを、耐震等級3を落とさず1階に作ることは不可能でした。
外からの視線が気にならない
2階リビングなら、歩行者などの視線が気にならずプライバシーが保たれます。
また家の中からも、窓からあえて下を見ない限り人を見なくて済むので精神的に楽です。
明るい
1階よりも周りに遮るものが少なく太陽光が入りやすいので、日中は明るいです。
また、お隣の窓などの干渉がなければカーテンをつけなくても良いので、見た目もスッキリするし外の景色が良ければ借景も楽しめます。
みずー
カーテン費用が浮くのもうれしいポイントです。
ベランダをフルに活用できる
ベランダも、2階リビングのメリットを存分に受けられます。
視線が気にならないので、ベランダでくつろいだり家族でご飯を食べたり思う存分活用できます。
わが家のベランダは、ガレージの上を活用したので広い面積を確保できました。
みずー
2階なので、特別配慮しなくてもプライベートなベランダが実現できて良かったです。
2階リビングはメリットがいっぱい
2階リビングの家に約3年住みましたが、後悔はまったくありません。
よく、「老後に2階リビングの家はきつい。」と言いますが、確かにそれはあると思います。
ですが、歳をとってから、いきなり2階リビングの家に住むというわけではありません。
若いうちから住んでいれば慣れるし、体が動く程度に健康なうちは大丈夫そうですし運動になります。
そしていざとなったら、家庭用エレベーターや階段昇降機などの手段もあります。
みずー
そのためにはお金を貯めとかなきゃいけないけど。
わが家の場合、2階リビングのメリットがデメリットを遥かに上回ったので採用しました。
もし今、2階リビングを迷っていらっしゃる場合は、世間一般に言われている2階リビングのメリットデメリットだけでなく、果たしてそれが家族のライフスタイルに合うかどうかをよく考えて決めることをおすすめします。