わが家が完成してからもうすぐ3年になります。
間取り作成にはじゅうぶん時間をかけて試行錯誤したので、全体的な住み心地には満足してます。
ですが、住んでみると「ここ失敗したなー」と思うポイントがどうしても出てきます。
今回は、住んでみて実感したわが家の後悔ポイントを5つ紹介します。
みずー
設計の段階ではこれで大丈夫!と思っても、実際住んでみると後悔ポイントが出てくるんですよね…
わが家の経験を反面教師にしてください!
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玄関が狭い
わが家の玄関は、柱の中に埋め込みで宅配ボックスを設置しています。
宅配ボックスに関しては、荷物の受取に便利なので満足です。
ただ、この宅配ボックスを埋め込んでる柱がやたらと大きすぎて玄関前が狭くなっているのが問題です。
みずー
狭くて出入りがとっても窮屈。
玄関ドアを開けると柱と玄関ドアの間がかなり狭くなります。
一番せまくなる瞬間を測ってみたら、なんと17㎝しかありませんでした。
みずー
子どもでも通り抜けはキビシイかも。
大きな荷物を持って入るには、工夫が必要です。
さすがに慣れたけど、いつも「ここは本当に失敗したなぁ。」と思います。
玄関に関してはあと一点、【お客様用と家族用を分けなくてもよかった】というのも後悔ポイントです。
間取り作成当時は、「玄関には絶対シューズインクローゼット!」と思い込んでました。
お客様用と家族用で動線を分けて玄関をスッキリ見せたい。という考えもありました。
でも、いざ住み始めてみると頻繁にお客様がいらっしゃるわけでもないし、家族が通る通路は人一人通れるくらいの幅しかなくてちょっと狭いです。
せっかくの注文住宅なのに、玄関を開けた時の解放感に欠け、ゆとりがあまり感じられない玄関になってしまいました。
みずー
できれば玄関を2つに分断してる壁をとっぱらいたい。。
- 広々とした解放感を重視したほうが良かった
- お客様は頻繁に来ない(わが家の場合)
ダイニングの窓を大きくすれば良かった
設計段階では全然気にしてなかったダイニングの窓の大きさですが、実際に暮らしてみると「もっと大きければ良かったなぁ。」と思います。
夜は窓の大きさなんて気になりませんが、昼間は窓から見える空の色や景色、明るさが心地よさにつながります。
みずー
ダイニングテーブルで作業することが多いので、自然と窓が目入るんですよね。
窓が大きすぎると、今度は断熱性や耐震性、インテリアとの兼ね合いなどで問題も出てきますが、「今の窓の2倍は欲しかったなぁ。」と思います。
- ダイニングの窓は可能な限り大きくすれば良かった
洗面ボウルが小さい
わが家は2階リビングで、メインの洗面所は1階にあります。
1階の洗面所はTOTOの病院用シンク(SK106)で、かなり大きく使い勝手が良くて気に入ってます。
2階にもトイレの手洗いを兼ねた洗面所があれば便利なのでつけてもらったのですが、これが小さすぎました。
みずー
2階の洗面所で歯磨きや洗顔もしたかったのに、小さすぎてできない。。
しかも、水の勢いが弱いと洗面ボウル内に水が落ちずに外にはみ出します。
最初の頃、蛇口の締め方が甘くて水が出ているのに長時間気づかず、気づいた時には1階まで水漏れして大変でした。
壁紙にも水シミがつきました。
洗面ボウルが小さいため、子どもはどうしても水ハネしてしまうし、壁紙も汚れる一方だったのでDIYでタイル張りして対処しました。
みずー
ショールームでカタログを見せられて「これでいいですか?」って確認されたんですけどね。。
当時はプロがおすすめするものだから問題ないだろうとロクに考えずOKしてしまいました。
- 歯磨きや洗顔までしたいなら洗面ボウルは大きいものを!
- 水回りはタイル張りが最強
キッチンのコンロ横の壁
キッチンのコンロ横の壁も後悔ポイントです。
コンロ真横の壁には汚れ防止のパネルが張られてますが、通路部分の壁まで対策すべきでした。
揚げ物をした時など、油はねがひどいです。
しかも、わが家の壁紙はすべて『オガファーザー』というチップ入りの壁紙で、環境や健康には良いですが水や油汚れに弱いです。
みずー
水や油をそのまま吸ってしまう。。
最初のうちは料理のたびに養生したりしてましたが、途中から面倒であきらめました。
こちらもDIYでタイルを張りました。
みずー
仕上がりは大満足です!
- 油は思ったより広範囲にはねる
- タイルやパネル、油汚れに強い壁紙にするなど対策はしっかりと!
ロフトの梯子(はしご)
わが家は3階にロフトがあり、今は子どもが寝る場所として使っています。
ロフトへは梯子で上がりますが、この梯子が不便です。
- 上がる時に手を使うから大きい物を持って上がるのが大変
- あぶない
ふとんの上げ下ろしが大変なので、極力軽いものを買いましたがそれでも大変です。
みずー
ふとんを干したりシーツを洗ったりする頻度が明らかに落ちてます。
さらに梯子だと、落下の危険性が階段よりも格段に上がります。
実際、遊びに来た子どもの友人が梯子を踏み外して落ちたこともあります。
みずー
ケガがなくて良かったけど、びっくりしました。小さい子はあぶないので3階では遊ばせないようにしています。
今はまだ大丈夫ですが、歳をとったら梯子の上り下りはきついので開かずの間になりそうです。
お金もかかるしスペースも取るでしょうが、梯子じゃなくて階段にするべきだったと思います。
- 梯子ではなく階段が圧倒的に使いやすい
注文住宅で後悔しないための考え方
わが家は間取りを決める時にかなり情報収集して考えたので、後悔は少なく満足度のほうが断然高いです。
今回は後悔ポイントとして5つあげましたが、お金があったらやり直したいと思うのは玄関と2階の洗面ボウルです。
あとの3つはDIYで解決したり、今後そのままでもまあいいかな。と思えるものです。
みずー
とはいえ、もう一度設計段階に戻れるなら今と同じ仕様にはしたくない。
わが家の後悔ポイントは、おすすめされたものを深く考えずに採用してしまったことや、ここはこうするべき!と思い込んでいたことがそもそもの原因でした。
おすすめされたものをそのまま受け入れず、自分たちのライフスタイルに合うかしっかり見極めましょう。
後悔ポイントが後からDIYなどでリカバリーできるものならいいですが、わが家の玄関のように改善するには大規模工事が必要になるものだと大変です。
これから間取りを作る方、現在進行中の方は、わが家の経験が参考になれば嬉しいです。
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